厄年(やくどし)は、日本などで厄災が多く降りかかるとされる年齢のことである。科学的な根拠は不確かで、陰陽道由来とされるものの出典は曖昧である。しかし、平安時代にはすでに存在し、根強く信じられている風習である。
当初、厄年(当時は前厄)に当たる年齢になったものの、作法がよくわからないし、高そうだからいかなくてもいいかな。と
ただ、厄払いに行かずに何かあった場合、「あの時お祓いに行っておけば」と後悔するのを避けたかったのでお祓いに行くことに。
最寄りの神社へ、元旦に初詣行って、お祓いも申し込もう。
まずは、どこで申し込む?お守りとか売っている場所があるからそこでできるのかな?
お祓いの相場はどれくらいだろう。わざわざ宮司さんが作法に則って厳かにやるから数万単位なのでは?
目次
ご祈祷・お祓いの申し込み方法
元旦当日の申し込みでもたついたり、想定外の費用に慌てないよう、事前に神社に聞きに行きました。
申し込み方法は、当日社務所に直接きて、受付用紙に必要事項を記入し、初穂料(はつほりょう)を納めるだけ。
事前に予約を取って、作法の手順の説明を受ける時間があったりするものと思っていたので、あっさりできることに拍子抜け。
参考までに自分の訪問した神社での受付用紙の記載事項は
ポイント
・受付日
・氏名
・生年月日
・住所
・祈祷内容(厄除祈願、家内安全、無病息災、商売繁盛、病気平癒、交通安全等)
・初穂料(7000円、10000円、15000、20000円、30000円)
※当時は最低5000円からでしたが、数年前から値上がりしていました。
受付用紙の記載での注意
祈祷内容を、「厄除祈願」と「家内安全」に〇を付けたところ、巫女さんから
祈祷終了後、神社名の記載のある木札(神棚に飾るもの)をいただいたのですが、木札に赤字で「厄除祈願」と記載がありました。
ご祈祷・お祓いの相場
初穂料については、受付用紙に記載があったのは、7000円、10000円、15000、20000円、30000円。
巫女さんの話では、具体的に厄除祈願の相場は、一般に7000円~10000円くらいとのこと。
数万を想像していたので、少し安心しました。
ご祈祷・お祓いの流れについて
参考までに、ご祈祷・お祓いの実際の流れはこんな感じでした。
①当日、直接社務所でご祈祷・お祓いの申し込み。
②敷地内の待合室で名前を呼ばれるまで待つ。
③名前を呼ばれたら神社の拝殿に上がり、設置された椅子へ座る。(10組くらい)
拝殿→ご神体のある本殿に隣接し、祈祷・お祓いを受ける際に通される建物。
本殿→ご神体を祭ってある場所。祈祷・お祓いの際は宮司がこの場所で祝詞(のりと)やお祓いを行う。
④宮司がご神体に向かい、祝詞や、祈祷お祓いを申し込んだ人の住所、氏名、祈祷内容を読み上げる。
ポイント
その間、頭を下げるタイミング、上げる(なおる)タイミングは宮司が指示されます。
⑤宮司が拝殿に向き、お祓い用のはたきのようなもの(御幣(ごへい))を参拝者に向けて振る。
⑥最後に2礼、2拍手、1礼まで。
⑦拝殿を出る際に名前を呼ばれた順に「神社名と祈祷内容の書かれた木札」と手土産(置物や菓子等)を受け取り拝殿から出る。
最後にご祈祷・お祓いをした際に感じたメリット
・初詣の列に並ばなくてよい。
これは自分にとって一番のメリットです。
毎年1月の寒い時期に神社の敷地外まで伸びた人の列にならぶのが憂鬱でした。
それで、なるべく空いている日や時間帯を狙って初詣に行っていました。
あまりの列に並びたくなくて別日にと伸ばしていたら、結局初詣に行けなかった年もありました。
・無駄な後悔がない。
特に厄年の場合に祈祷・お祓いをやらないうちに何かあった際に「お祓いに行っておけば」と後悔したくない。
仮に何かあった場合でも「お祓いまでしてなったのなら仕方がない」と思えます。
厄年で祈祷・お祓いに行こうか悩まれている方の参考になれば幸いです。