日曜の夕方から翌日の仕事を考えると憂鬱になる。
職場の人間関係でストレスを感じる。
プライベートで楽しめる趣味がなく、時間を持て余してしまう。
このようなことはありませんか。
今回はひろゆきさんの書かれた「ラクしてうまくいく生き方」からいくつか抜き出してご案内します。
ガンガン仕事で成果を出したい人向けではなく、「ほどほど幸せに生き」たい人向けに書かれた本で
ラクして幸せに生きるコツを大きく5つに分け、「変えてみましょう」と具体的に提案されています。
「変えてみましょう」
1.自分の行動
2.お金の使い方
3.人間関係
4.働き方
5.心の持ちよう
「ラクして = 簡単に」ということではなく、今までの生活・習慣を少しずつ「変えて」いきましょう。
それで、ほどほど幸せに生きていきましょうという内容のようです。
今回はこの中から具体的にやった方が良いことを5つ、ご紹介します。
目次
やった方が良いこと
1.自分を「バカ」と思っておく
仕事で失敗をしたとき、自己評価を下げ過ぎていませんか。
そんな時は自分を「バカ」と思っておくと、自己評価を下げ過ぎることがなくなりそう。
自分を「バカ」と思う考え方
✖ だから自分は何をやってもダメなんだ。➡自己嫌悪。
〇 自分は「バカ」だから、できる人に協力をお願いしよう。
〇 多少の失敗をしても「バカ」だから仕方がない。と落ち込みを適度に切り上げられる。
他人から「バカ」だと思われたくないから、正確に、ミスがないようにやろうと頑張る。
それでも失敗してしまう。
そんな時に「なんでこんなことで失敗してしまったんだ、自分はダメだな」と考えるのではなく、
「自分は『バカ』だしそういうこともあるよね」くらいにとどめることで、自己評価を下げない効果があるようです。
失敗を引きずらないことで次の対策を考えたり、他人に協力を求めたりする行動の早期の切り替えも図れそうですね。
2.サブスキルを育てる
業務も一通りできるようになると、その後は努力の割に成果に結びつかないということないですか。
そんな時、本業だけでなく、サブスキルも育てていくことが推奨されています。
自分の好きなこと・やりたいことをサブスキルとして成長させていこうということ。
例えば趣味で始めたYouTubeで自分がいいと思った商品を勧め購買につなげた場合、
企画力、構成力、トーク力、編集力などのサブスキルが身につく。
そうなれば自分の本業での活用だけでなく、別の収入源として活動できる可能性も広がる気がしませんか。
3.自分は何にストレスを感じるかを把握しておく
自分はどんなことにストレスを感じるか把握していますか。
私の場合もそうですが、特に何がストレスかを考えることなく日々を過ごしていて、
ストレスが発生しても、解消されればストレスを感じていたことさえ忘れてしまう。
思い返せば、毎回その場の対処療法で済ませていたような気がします。
そのようなことを解消するため具体的に、このようなことを上げてみるといいかも。
自分の「ストレス」について把握する
・何にストレスを感じるか。
・何が原因か。
・どんな対応をしたら解消できると思うか。
私のある一日の具体的な行動を思い起こしてやってみました。
私の「ストレス」とは
・何にストレスを感じるか。➡ ゆっくりと歩く集団に進路をふさがれること。
・何が原因か。 ➡ 基本が急ぎ足なので、自分のペースで進めないことはストレス。
・どんな対応をしたら解消できると思うか。 ➡ 別のルートを歩くか、別のことを考えながら前の集団に合わせる。
今回「自分が何に対してストレスを感じるか」を思い返すことで、その場面に遭遇しても冷静に対応できそう。
よくニュース衝動的に反応したことで大きな事件に発展するケースも見聞きしますし、
自分がそうならないようにするため、ストレスを感じたら携帯メモに残し後で対策を考えておくとよいかもしれませんね。
4.自分の「維持費」を引き下げる
例えば、「学生でアルバイトをやっていた時」、「社会人になりたての時」、「仕事で昇進・昇格した時」
それぞれ、収入に合わせて生活水準を上げてきていませんか。
もちろん、生活水準を上げることは悪いことではないと思います。
ただ余計な「維持費」をかけている場合、減収になった時に生活水準を下げることは大変ですよということを言われています。
著書のひろゆきさんは、外出時水筒を持参、外食もほとんどなし、服もほぼもらい物と余計な「維持費」をかけないことを実践されているようです。
話を戻すと、人生の三大資金といわれるものに「住宅資金」「教育資金」「老後資金」があります。
ライフスタイルの変化で上記が必須ではありませんが、資金が必要な時生活水準を上げていたら・・・。
例えば急に週1~2回の外食を月1以下に減らしたり、週5の飲酒を週2に減らすのって結構苦痛だと思いませんか。
「維持費」を低い水準からなるべく上げないようにするということがコツのようです。
私は生活水準を少しだけ上げてしまっているので、押さえるところから始めたいと思います。
「維持費」をなるべく上げないために
・時間があったら料理する。
・おいしいものを食べ過ぎない(舌を肥えさせ過ぎない)
・衝動買いを止める。(ほしいと思ったら1カ月調べ続け、まだ欲しかったら買う)
5.嫌なことを記録する
仕事やプライベートで嫌なことがあったときどうしますか。
家族や同僚に愚痴ったり、酒や運動で発散したりしていませんか。
こんな時に「嫌なことは記録する」のが有効な対策のようです。
「嫌なことを記録する」ことの効用
①気持ちの整理がつく
②次回の対策が立てられる
③他人からの攻撃を直接防止する効果もある。
①の場合、嫌なことを振り返りそれに対しての自分の素直な気持ちを気が済むまで書きなぐるとスッキリしますよ。
気が済むまで何枚も書くと気持ちも整理されるだけでなく、自分でも無意識に感じていた理由がわかることもあるかも。
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②の場合、過去の嫌なことをまとめておき、似たようなケースが起きた時にその時の対応策を参考にできる。
これなら嫌なことがあっても、「前にこういう対策取ったな」とか「前回に比べたら軽いな」と余裕が生まれそう。
③の場合、「嫌なこと = 電話や現場で苦情を言われている」場合を想定したケースです。
話されている内容を復唱しながらメモに取ることでこのような効果がありそう。
まとめ
あらためて本書はガツガツやるためではなく、ラクしてほどほどに生きるためのコツを教えてくれる本です。
本書で自分の可能性を広げつつ、低燃費でストレスをためない生き方に変えていきましょう。