東大の読書って普通の読書と何が違うんだろう。
本を読むだけで「読む力」も「地頭力」も身につく?どうやって?
タイトルにひかれて、今回はこの本を読んでみました。
タイトル:「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく東大読書
著者 :西岡 壱誠
出版社 :東洋経済新報社
2018年6月14日第1刷発行
2018年12月25日第9刷発行
この本も2年前の発行なのに印刷回数が9刷。期待できます。
【「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく東大読書】の書評
「本を読む前に、やることがある」
引用元:「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく東大読書
どんな読み方をしているんだろう。という興味に斜め上からいきなり先制パンチ!!
まさか読む前から「やることがある」とは。
ざっくりいうと、最初に表紙の情報から本の内容を仮定し、仮定に沿って自分の学びたいことの目標を設定。
もちろん、仮定しているだけなので、方向性が違うと思ったら、目標修正しながら読んでいってってこと。
また、人によって受け取り方も目標(ゴール)も違うため、自分に合った仮定、目標であれば問題ないとのこと。
「これが正しい読み方です。」バーン!!
じゃないんだね。
だから自分で目標設定・変更が大事ってことだね。
全体として、こういう読み方があって実践していけば要約力、思考力が身につくという指南書的な本でした。
1つでも気になるものがあったらぜひ読んで・実践して効果を実感してみてください。
〇質問読み
〇追求読み
〇整理読み
〇要約読み
〇推測読み
〇検証読み
〇パラレル読み
〇クロス読み
〇議論読み
引用元:「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく東大読書
早速自分でも別の本に付せんを書いて貼るところから始めています。
【「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく東大読書】のメリット
①本の後半で、どういう本を選んだらよいかが書かれている。
どんな本を読んだほうがいいのかが具体的にまとめられているため、本選びの指標になります。
②本の最後のほうで、これまで書かれてきたことのポイントがまとめられてる
読み終わった後に見ることで、読んだ内容を反すうでき、気になる・理解が足りなかったところに気づくことができます。
特に気になるところはピンポイントで戻って読むのに役立ちます。
③本の欄外に著者がおススメする本が写真付きで掲載。
簡単にどういう内容、どうしておススメするかの理由も掲載してあり、読んだことのないジャンルの本でも思わず読みたくなる。
その他:活字が苦手という方にはマンガでも出ています。こちらも読みやすかったです。